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中高一貫校で落ちこぼれてしまった場合

2019 12/12
中高一貫校で落ちこぼれてしまった場合

沖縄の勤務医です。

 

ここ沖縄県において、中学受験をすることによって厄介な高校受験を回避するメリットは計り知れません。

しかし、子供の中学受験を考える多くの親御さんが一度は考えることは、「中高一貫校で、周りについていけず落ちこぼれたらどうしよう」という点です。

 

また、現在子供を中高一貫校に通わせているけど成績が振るわず、転校を考えている方もいるかもしれません。

 

今回は「中高一貫校で落ちこぼれた場合どうするか」という点について考えて行きます。

 

はじめに、中高一貫校では一旦成績が下位に固定されてしまった場合、逆転するのはかなり厳しいです。今回のブログは、成績を上げる方法を紹介するものではありません。成績が振るわない場合に、どのような気持ちの持ちようで過ごすかということを書きます。

 

結論から先に述べますと、「落ちこぼれても琉大くらいなら頑張れば受かる、悲観せず中高一貫校生活をエンジョイしよう」です。

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目次

落ちこぼれの定義

中高一貫校の場合、中学1年の3学期あたりで学年における成績がほぼ固定され、そのまま大学受験の結果と直結してしまいます。つまり、入学後の1年間でどれだけ上位に食い込めるかが重要とういわけです。

 

どのくらいからが落ちこぼれかという定義は難しいですが、今回は便宜的に下位20%としておきます。学年200人とすれば、160位以下になりますね。

昭和薬科、沖縄尚学、開邦などの沖縄の中高一貫校において、下位20%といえば大学受験で考えると琉球大学(医学科以外)に現役合格できるかどうかとういレベルです。

頑張って中学受験をさせたのに、琉大にも受からないかもしれないとなると親御さんはショックかもしれませんが、これが現実です。

 

200人の生徒を成績で分けた場合、皆が同じ順位というのはありえません。

よく2-6-2の法則と言われますが、これは学校や会社などの組織において、「2割が優秀」「6割が普通」「残りの2割はパッとしない」といったグループが自然発生的に生じます。

「上位2割が組織全体の8割の成果をあげている」「勤務時間の2割で仕事全体の8割をこなしている」といったパレートの法則も有名ですね。

 

そして下位2割が抜けた場合、組織の生産性は上がるかというとそういうわけではなく、新たな下位集団が発生することも指摘されています。

そして抜けた方も、転校先や転職先で上位2割にいける保証はどこにもないわけです。

 

以上をふまえつつ、2つのパターンに分けて実際の対応を考えてみます。 

パターン1:人間関係がうまくいっている場合

 

成績がイマイチでも、人間関係がうまくいっている場合は、そこそこ勉強しつつ中高一貫校生活をエンジョイしましょう。

 

沖縄における中高一貫校のメリットは、多感な時期に厄介な高校受験をスキップできることです。

内申を気にして先生に気を使うこともなければ、無理に部活に入る必要もない。

伸び伸びとした中学校生活が送れます。

成績が振るわない場合東大や早慶、医学部合格は難しいかもしれませんが、このメリットを享受できるだけでかなり幸せだと私は考えます。

 

たとえ下位でも薬科や沖尚に入学できるポテンシャルがあれば、本気で頑張れば琉大合格は可能です。

 

勉強はできなくても、人間性が素晴らしくクラスの人気者かもしれない。

勉強はできなくても、趣味の合う友達がいて幸せかもしれない。

成績だけでは測れないものがあります。

 

ただ、どうしても旧帝大や医学部に行きたい場合は、多浪を覚悟して死に物狂いで勉強する必要があります。

パターン2:人間関係に問題がある場合

友達がいない、いじめられている、などが該当します。

この場合は、中高一貫校といえども無理に学校に通わせるメリットはありません。

子供が学校をやめたいと言うならば転校を考えた方が良いと思います。

しかし、転校するとしても新しい学校で良好な人間関係を気づけるかはわかりませんので、通信制学校やフリースクール、大学検定の受験など様々な可能性を探る必要があります。 

まとめ

いかがでしょうか。人間関係がうまくいっていることが前提ですが、中高一貫校には進学実績以外にも素晴らしいメリットがあります。

親は成績の不振くらいであたふたせず、どんと構えて見守っていくのが吉ではないでしょうか。

 

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