2019年 私立大学医学部医学科 合格者数ランキング

沖縄の勤務医です。

 

以前から何度か県内高校の国公立医学科の合格者数を紹介してきましたが、今回は私立大学医学部の合格者数を調べてみました。

各高校のホームページやサンデー毎日の情報を参考にしています。

 

2019年版 沖縄の進学校 -医学部に合格するには- - 沖縄発 勤務医のブログ

沖縄の勤務医です。 今回は沖縄の進学校事情、2019年版ということで、最新の合格実績をもとに「沖縄から旧帝大や国公立医学科に合格するには」という視点で分析していきます。 僕の主観になりますが、旧帝大10名以上、国公立医学科10名以上合格者が出ている学校を進学校として掲載しています。 結論から言うと、旧帝大大や国公立医学科に合格するには、 ①県外の中学、高校(ラサールなど)に進学する ②昭和薬科、開邦、沖縄尚学に入って上位の成績をキープする ※昨年の記事では球陽高校について書いていましたが、進学実績がなかなか発表されないため、今回は言及していません。 『教育』 沖縄の進学校事情 -医学部に合格す…

 

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1.  昭和薬科大学附属高校 14人

自治医科大学 2人

防衛医科大学 2人

愛知医科大学 1人

杏林大学   1人

近畿大学   1人

国際医療福祉大学 1人

川崎医科大学 1人

大阪医科大学 1人

東海大学   1人

東京医科大学 1人

福岡大学   1人

獨協医科大学 1人

 

やはり最も合格者数が多いのは県内トップの昭和薬科。ちなみに国公立医学科には53人が合格しています。 

 

2. 沖縄尚学高校 6人

福岡大学   2人

金沢医科大学 1人

埼玉医科大学 1人

帝京大学   1人

獨協医科大学 1人

 

沖縄尚学は6人が合格。国公立医学科には18名合格しています。

 

3. 開邦高校 1人

防衛医科大学校 1人

 

今年は開邦から私立大学(防衛医大は厳密には私立大学ではありませんが)の合格者は1人でした。国公立大学には16人合格しています。

 

いかがでしょうか。

結果を見てみると、沖縄においてそれぞれの進学校における私立大学医学科の合格者数は国公立大学の合格者数と概ね相関します。

私立大学の合格実績が国公立と比べて評価が難しい点は、①1人の受験生が複数校に合格している可能性がる。②合格しても進学しているとは限らない。ことが挙げられます。

国公立の場合は基本的に1人1校しか受験できませんし、ほとんどの人が合格した大学に進学するため学校の実績ととして比較しやいです。

 

学費から考える私立大学進学

今回は私立大学の学費についても考えていきたいと思います。

 

まず、自治医科大学、防衛医科大学、産業医科大学について。

これらの私立大学として括られることが多いですが、他の大学とは異なり、条件(僻地勤務、自衛隊勤務、産業医勤務など)を満たせば学費が免除され奨学金がもらえます。

それゆえこれらの大学は国公立並みかそれ以上に難関となっています。

 

そのほかの一般的な私立大学は、授業料が安い大学ほど受験における難易度が高くなる傾向にあります。

 

授業料が安く人気の高い大学としては慶應大学や東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学などが挙げられます。

これらの大学は歴史もあり入試難易度も国公立大学並みに高い。

特に慶應大学はその関連病院の多さなどから、東京では東大理Ⅲに匹敵する難易度、人気を誇ります。

 

しかし私立大学の中で学費が安いとされるこれらの大学でさえも6年間に必要とされる学費は2000万円以上と言われており、なかなか一般庶民が気軽に進学を決意できる金額ではありません。

 

これが高い大学になると6年間で5000万以上かかります。

国立大学の学費は全国一律、6年間で360万程度ですから、桁が違いますね。

 

このように私立大学は国公立大学以上に歴史やバラエティに富んでおり、魅力的な大学も多いですが、進学するには優秀な成績だけでなく親の経済力が必要になってきます。

 

ただそのような状況においても、これらの私立大学も人気が上昇し偏差値がどんどん上がっているのが現状です。

つまり、この金額をかけてでも子供を医者にしたい、この金額でも払える層がいるということですね。

 

沖縄にも県内の高校から私立大学医学部に進学し、沖縄に帰ってきて活躍されている優秀なドクターが大勢います。

 

子供が医者になりたいと言っている場合、もしくは子供をどうしても医者にしたい場合は、経済力があるのであれば、国公立大学だけでなく私立大学にも視野を広げて考えるのも良いと思います。