お金持ちになる勇気はあるか

沖縄の勤務医です。

 

沖縄では子供の貧困(つまり親の貧困)や格差の拡大が問題となっています。

行政や政府を批判するのは簡単ですが、実際のところ強烈なリーダーが現れて大胆な政策を打ち出さない限り、現状を変えるのは難しいでしょう。

 

それでは我々はどのように行動すれば良いのか。

 

資本主義はその仕組み上、格差がどうしても生じてしまいます。

それならば格差解消を訴えるのではなく、勝ち組に行く方法を考えるべきです。

そのためには資本主義における労働者の立ち位置を理解する必要があります。

 

 

資本主義における4つの階層

 ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」によると、資本主義の世の中には「従業員」「自営業者」 「ビジネスオーナー」「投資家」と4つの種類の人間がいるとされています。

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改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

従業員

人に雇われてお金を稼ぐ人たちです

労働の対価に給料をもらうことで生活します。給料は最大でも数千万円?

サラリーマンはもちろん、公務員、組織に雇われている人は皆このグループです。

勤務医も例外ではありません。

雇われている限り毎月決まった給料が振り込まれるため安定していますが、自由な時間は少ない。

生活のためにほぼ決まった時間に働き、休日は労働力を回復するために休みます。

自営業者

独立しひとりでビジネスをしたり、少人数の従業員を雇用して事業を展開します。

個人商店、飲食店や美容室のオーナーなど様々な業種が思い浮かびますね。

開業医もこのグループです。

成功すれば収入は青天井ですが、失敗するリスクもあります。

「ビジネスオーナー」との違いは自らも働き自分の時間を削る必要があること。

開業医なんてその典型で、看護師などのスタッフももちろん必要ですが、自分が働かないとクリニックは全く回りません。

ビジネスオーナー

人やコンテンツを使ってお金を稼ぎます

ビジネスが軌道に乗り、自分が働かなくてもお金が入ってくる状態です。

チェーン店のオーナなどが当てはまります。

成功したYoutuberやブロガーもこのグループでしょう。

開業医でも病院を拡大して総合病院にしたり、分院を出したりしてこの域まで到達することがありますが、稀です。

この状態になると、寝ていてもお金が入ってくるのでもはや休日の概念も無くなります。

 

投資家

株や金融商品などから収入を得る人たちです。 

自分の代わりにお金を働かせてお金を稼ぎます。

少額ならインパクトは少ないですが、保有する金融資産が高額になってくると、配当収入だけで暮らしていけるほどになります。

地主や不動産投資家もこのグループになるでしょう。

 

図の左側(従業員、自営業者)は自分の時間をお金に変えています。

ロバートキヨサキ氏は、お金持ちになるには図の右側(ビジネスオーナー、投資家)

に行く必要があると訴えています。

 

生活することで精一杯な従業員、いわゆる「奴隷」はこの資本主義のシステムに気づくことすら難しいのが現状です。

 

従業員にも階層がある

皆さんお気づきと思いますが、従業員グループの中にも歴然たる階層があります。

大手上場企業の社員や医者と、アルバイトや非正規職員では収入が全く異なりますね。

ネット界隈では古代ローマになぞらえて、、一般のサラリーマンは「奴隷」、医者などの高収入の雇われ人は「高級奴隷」と呼ばれたりしています。

 

ビジネスオーナーに使われているという意味では従業員は皆「奴隷」ですが、収入が高い分「高級奴隷」はまだマシです。

沖縄では公務員、医者、沖縄電力社員や銀行員などが「高級奴隷」に当てはまるでしょうか。

 

勝ち組に行くために

以上をふまえて勝ち組に行く方法を考えて行きます。

「ビジネスオーナー」や「投資家」は間違いなく勝ち組です。しかし、この領域に到達するには才能や親の財産など生まれ持ったものも大きく影響してきます。

沖縄でも軍用地主は誰もが羨む存在ですよね。しかし皆が皆、軍用地主の子供に生まれる訳ではありません。

 

一般人が勝ち組に行く方法は2つあると思います。

①自営業からビジネスオーナーを目指す

②頑張って勉強して「高級奴隷」を目指す。

 

自営業で成功するにもやはり才能と大変な努力が必要ですね。失敗した時のリスクを考えると万人にはオススメしません。Youtuberなども同様です。

私の考えはやはり、一般人は公務員や医者などの「高級奴隷」を目指すべきだと思います。

 

資産=(収入-支出+投資利回り)×運用期間

資産形成の話でよく用いられる式ですが、この式は

資産を増やしたければ

①収入を上げる

②支出を減らす

③適切な投資をする ということを意味します。

 

投資については今回は述べませんが、要は資産を作るにはたくさん稼いで、節約する必要があるということです。そのためにはまず、たくさん稼げる高級奴隷になる必要があります。

 

もし高級奴隷として働いて、1億円の財産(貯金)を築けたとします。

例えば1億円で配当の出る株式やETF(上場投資信託)などを購入すると、現在の配当の相場では年間に200万円から400万円の収入を得ることができます。

このくらいになると、立派な「投資家」です。

沖縄なら軍用地を購入するのも良いですね。現在の相場なら1億円の軍用地の年間の地料は200-300万円程度です。晴れて軍用地主の仲間入りです。

 

このように「高級奴隷」として必死にい働いて節約し、タネ銭を貯めることで「投資家」の仲間入りをすることは可能です。

投資家にならないまでも、十分な老後資金が確保できるでしょう。

高級奴隷になるためには

では、一部上場企業の社員、公務員や医者などの「高級奴隷」になるためにはどうすれば良いか。

私はやはり沖縄においては中学受験だと思います。

進学校に通い良い大学に行くことで、可能性がグッと上がります。

自分が単なる「奴隷」と感じている人は、ぜひ子供に中学受験をさせて「高級奴隷」になってもらいましょう。

 

私の場合、父はサラリーマン、母はパートでいわゆる「奴隷」ですが、無理をして教育費を捻出してくれて、私は「高級奴隷」になることができました。

 

追記:本当に生活が苦しい家庭は、中学受験の費用を捻出するのも厳しいかと思います。沖縄では生活困窮所帯に対する「無料塾」とういうものがあります。現在高校生対象のようですが、このような助成が中学受験対策塾にも広がることを期待します。

 

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いかがでしょうか。

「従業員」「自営業者」「ビジネスオーナー」「投資家」。

こうしてみると、世の中の見え方が少し変わってきますね。

格差を嘆くだけでは始まりません。

 

奴隷→高級奴隷、従業員→自営業者、自営業者→ビジネスオーナー

それぞれステップアップする(お金持ちになる)には勇気と覚悟が必要です。

 

関連本です。

資産形成を行う上で、「となりの億万長者」と「私の財産告白」は必読の書です。


となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則


私の財産告白 (実業之日本社文庫)

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